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連載・ソウル(魂)、旅する。~ママがいない~

魂は幾度も転生してきた・・・。

そして、21世紀、転生の最終章がいよいよ始まった。

アセンションまでの魂の旅の様子を、感じたままに連載します。

PS.何の計画性も無いのでどうなるかわかりません。(゚▽゚*)

パパは不安定だった。

僕にやさしいのはいつもいつだって変わらなかったけれど

僕にはわかる。

ママがいない。

ママはたまにいなかったけど

最近はずっといない。

・・・

何でか、僕は知っていた。悲しくはないけれどしょうがないから。

ママは病気だから。

だからおうちじゃなく、ママの病気を治してあげられるところで暮らさないといけないみたい。

だから、僕はそれを受け入れて、それなりに過ごせるけれど

パパはどうなのかな。

パパは

僕が見る限り「不安定」だった。

・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ある日、おうちにあった「ソファ」がなくなった。

僕のくつろぐ場所だったのに。

お姉ちゃんが寝転がる、癒しのソファだったのに。

パパは何を思ったか、そのソファをごみ置き場に持っていってしまった。

・・・

がらんどう、のリビング。

ソファがなかったら僕はどこにいたらいいのかなあ。

今まで無かったことないし。

わからなかったけど、無いものはしょうがないし

まあ、うろうろしていたんだよ。

お姉ちゃんは、それについて何も意見しなかった。

ソファのない何時間かがたち、

ソファはその日のうちに元に戻った。

パパは言った。「ボクがさ、どこにいればいいかわかんないみたいでさ」

僕は数時間ぶりのなじみのソファに寝転がった。

お姉ちゃんは「そうか」と一言言っていた。

僕はうれしくていつもみたいにソファに座ったりしてたけど

パパとお姉ちゃんは複雑そうだった。

・・・

ママがいないことに、実は僕よりも二人は・・・。

・・・

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

その日の深夜、

僕はゼンソク発作に初めて襲われた。

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